COOLPIX S10の手ブレ補正

今日は数日ぶりに晴れていい天気。
ちょうど暇だったのでS10の手ブレ補正(VR)を試してみた。


まず気付いたのは、VRをONにすると、AFロックした状態(半押し状態)での液晶画面の追従が鈍くなる(何と言ったらいいか?フレームレートが下がるという感じ?)。VRがOFFの時と、AFロックしていない状態のときは液晶の反応は早い。
AFがロックした後耳を近づけてよく聞いてみると、ジジジジ…という音がする。ロック解除すると音が止まる。
最初ファームでやっているのかと思っていたけど、どうやらメカニカルな機構で何かブレを軽減する仕組みが入っているようだ。


というかカタログとか広報を見直したらちゃんと書いてあった...

Nikon Imaging | COOLPIX S10 : 顔がキレイに撮れる × 手ブレしない

光学10倍ズームを生かす手ブレ補正(VR)機構。被写体ブレを防ぐISO800までの高感度対応。2つのブレ防止機能で、望遠からマクロ撮影まで、夜景や室内など、ほとんどのシーンをシャープな画像で撮影できます。手ブレ補正はレンズ部の「VRボタン」を押すだけのワンタッチ設定。ブレを軽減する方向にイメージセンサー(CCD)を動かしてブレを補正します。さらに、高感度対応により暗い場所での撮影時には自動的に感度アップするほか、高感度で固定することも可能。被写体ブレを防ぐだけでなく、フラッシュの調光範囲(望遠側)を広げることもできます。

思いっきりメカニカルだ。そもそも「手ブレ補正機能」ではなく「手ブレ補正機構」だった・・・


で、もう一度S7のほうを見てみると、こっちはちゃんと「手ブレ補正機能」だ。
Nikon Imaging | COOLPIX S7 : 顔がキレイに撮れる × 手ブレしない

「オート」での撮影時や、シーンモードの「パーティー」および「夜景ポートレート」での撮影時に、手ブレを検知すると自動的に「手ブレ補正機能」が働き、よりシャープな画像が得られます。

仕様でも「電子式手ブレ補正」になっている。S7/S8の方はメカニカルなものでなくて、ファームで実装している可能性が高そうだ。S7/S8はさすがに買っていないので比べる術はないが・・・


ソフト的(ファームウェア)な実装だったらS5とかにも遡ってファームウェアアップデートとかで対応してくれないかなーという期待も少しだけあったので、S5でもなんとかなるんじゃないだろうか?つーかS5/S6からS7/S8同等へのアップグレードサービスって用意してくれないものか。手ブレ補正機能があるかないかだけの違いだと思うんだが・・・。お願い、ニコンさん!


でもS10のメカニカルなVRはともかく、S7/S8のVRはファームでの実装だとすると、画像(画質)に少なかれ何らかの影響(加工)は避けられないのではないだろうか?
それだけは気になった。