HP Pavilion s3240jpをバラす

購入3日目にして電源が入らなくなったHP Pavilion s3240jp。
サポート窓口に電話して引取り修理することに。
で、修理方法を細かく確認しながら、最終的にはHDDだけ外して修理に出すことにした。HDDは個人情報の塊だからね。壊れてる可能性が低いのに(今回は明らかに電源異常)わざわざ人の手に渡す気がしない。
いちおう、分解してHDDを自分で交換してもサポートは無効にならないことを念入りに確認する。


というわけでHDDの摘出手術開始。


まずは背面。筐体を開けるために背面のネジを3つ外す。


筐体カバーはL字型(正面から見て左側と底面が一体)になっている。
筐体を開けたところ。

目指すHDDはDVDドライブの下、ポケットメディアドライブスロットの奥にある。


次にフロントカバーを外す。実はHDDを取り出すだけならフロントカバーは外す必要はなかったと後でわかるのだが、最初は勝手がわからないのでとりあえず外してみる。

フロントカバーは4つのフックで固定されている。まずは底面側の2つのフックを外す。底面側のフックは内側からロックするタイプになっているので、2つのフックを手でつまみ、内側に力をかけながらフロントカバーを引き出す。


天面側のフックは、DVDドライブとメモリカードスロットの間の狭いところにある。

底面側のフックと違い外側から内側にロックするタイプになっている。たぶん作業できるスペースが狭いのでこういう設計になっているのだろう。手前側は手が届くのでフックを手前に引いて、フロントカバーを手前側だけ引き出しておく。その後、何か棒のようなものを使って奥のフックを奥に押しながらフロントカバーを全部引き出す。


次に手前側を邪魔しているポケットメディアドライブスロットを取り外す。最初これの扱いにてこずったんだけど、わかってみればどうってことはない。

黒いプラスチックのレバーのようなものがプラプラしてるので、これを持ち上げながらドライブスロット全体を斜め後ろ方向に引き出す。黒いプラスチック部分がプラプラしていてちょっと力をかけると破損するのではと最初心配だったが、これロックになって筐体に固定されているので、そんなに心配することはなかった。


ポケットメディアドライブスロット(長いな)を外すとようやくHDDとご対面。この状態でDVDドライブとHDDが外せるようになる。

ちなみにDVDドライブは中央付近の黒いねじを外せばフロント側から取り外せる。


HDDを外すには、まずマウントフレームのネジを外し(写真では既に外した後)、SATAケーブル固定レバーを外す。

あ、写真だと突然DVDドライブが消えてるけど気にしないように。DVDドライブは外す必要なしorz


で、SATAケーブルと電源ケーブルを外す。狭い場所での作業なのでケーブル抜くのはちょっとだけ大変。

ケーブルを抜いたら、噛まないようにケーブルを除けた後、マウントフレームの取っ手(向かって左側についてる金属部分)を持って手前に引き出す。ケーブルを噛まないように注意。



出てきた〜〜


こういうメーカー製のPCは工場での組み立て、解体がしやすいように設計されているはずなのでそんなに難しくはないはずなんだけど(実際にそうなんだけど)、ギミックを見つけるまでは意外と苦労するんだよね〜。


つーか、サポート窓口のおねーさんが「HDDはオプティカルの下にあるからそれをまず外さないと」とか言ってたので、最初まんまと騙されてDVDドライブを外そうとしてしまった…。結局HDD外すのにDVDドライブは外す必要はなかったんだよね。まーいいけど。