フリーウェア受難の時代

フリーウェアであってもセキュリティ脆弱性があれば激しい突き上げにあう、そんな時代。
いやな世の中になったものだ。


[vuln.sg] Lhaca におけるバッファオーバーフローの脆弱性
なんか、鬼の首を取ったかのような書き方がイヤ。作者にしてみれば追い詰められたような感じじゃなかろうか。ベンダーなんて言葉を使っても結局は一個人だしね。


一昔前はフリーウェアなんて軽い気持ちで作って軽い気持ちで公開する人が多かったように思う。多くの人にとって、フリーウェアというものは自己表現(創作)、自己アピール(技術力の顕示)の手段であって、公開することによって自己満足を得ることが主目的なのだろうから。シェアウェアみたいに利益を得るわけでもないし。
しかし今や軽い気持ちでは公開なんてできないね。「使用することによる一切の責任を負いません」とかreadmeの常套句だった気がするけど今やそんな言い訳は通用しない・・・のか。


はなから脆弱性の(少)ない安全なコードを書くように心がければ済むだけの話ではあるが・・・。