駅から家に帰るまで歩いて30分弱(深夜なのでバスはない)。
ちょうど帰る途中で新年0:00を迎えた。歩いているとあちこちから太鼓の音、笛の音、そして除夜の鐘の音が聞こえてくる。
そのまま途中にある地元のお寺に初詣する。初詣といっても私自身は仏教徒ではないので本尊に参拝したりはしない。年越しの護摩焚きの炎で一時の暖を取るのが目的。
去年も全く同じコミケ帰りでここに立ち寄った記憶が残っている。
護摩の炎には古くなった卒塔婆や昨年飾られたお札や縁起物の類が次々と投げ込まれていく。ただ無心に炎を見ていると全てを燃やし尽くしていく火というものが神聖なもののように思えてくる。アノールの炎というものを見ることができるなら正にこういう感じなのだろうかと思う。
熱気で2mくらいまで近づくのがやっと。
しばらく体に熱を溜めた後、名残を惜しんで家路に着く。