最近携帯ビデオプレイヤーとして使える端末が増えたせいか、ちょっとだけMT-AV1も見直されてきている?のかもしれない。と思いたい。
いい機会なので手元にあるSDメモリーカードで動作確認してみた。結果、すべて使えた。
Lexar | Professional | 1GB |
Lexar | PlatinumII | 1GB |
A-DATA | MyFlash | 512MB |
東芝 | SD-M512 | 512MB |
PQI | QSD-256 | 256MB |
東芝 | SD-M64 | 64MB |
上記のうち、1枚は最初認識しなかったが、フォーマットを確認したところFAT32だったため、FAT16にフォーマットしなおしたところ問題なく認識するように。
他の問題ないカードはすべて最初からFAT16だった。ちなみにSDメモリーカードの出荷時のフォーマットはSD規格によってFAT16と規定されているはずなので、どのメーカーのカードもPCでフォーマットしなおさない限りはFAT16のはずだ。
ただし、1GBのカードはMT-AV1に挿した時の残り録画可能時間の表示がおかしい(512MBと同じ=Sファインで約2時間程度と表示される)ようだ。1GB分の動画をカードに入れて再生させたところでは問題なく再生できている模様。1GB分録画できるかどうかはやってないので不明。
結論
もちろん保証はしません。参考まで。
ちなみにWindowsXPなどでカードをフォーマットするとFAT32になる。
ただしフォーマット時のパラメータで「FAT」と「FAT32」を選べるようになっているので、「FAT」を選んでフォーマットすればFAT16にできる。(ちなみに何もしなければFAT32がデフォルトで選ばれている)
さらに言うと、上記の方法でフォーマットするとFAT16にはなるが、クラスタ当たりのセクタ数が32にならない場合がある。SDメモリーカードはクラスタ当たりのセクタ数が32の時が、書込み性能が最適になる(カード内のフラッシュメモリーの消去単位=16KB=32セクタという理由に起因する)。より確実にフォーマットするには、FAT16でフォーマットした後、MT-AV1上で再度フォーマットしなおすことだ。実験した限りでは、FAT16、32セクタ/クラスタでフォーマットしてくれる。