NTFS解析入門(1)

ネタに詰まったのでおもむろにNTFSの話を。


まずはNTFSのブートセクタ。

オフセット サイズ 意味
+0000 3 ブートストラップコード(x86)
+0003 8 OEM ID
BPB (BIOS Parameter Block)
+000B 2 バイト/セクタ
+000D 1 セクタ/クラスタ
+000E 2 予備セクタ数
+0010 1 FAT数
+0011 2 ルートディレクトリの最大エントリ数
+0013 2 総セクタ数
+0015 1 メディアディスクリプタ
+0016 2 セクタ/FAT
+0018 2 セクタ/トラック
+001A 2 ヘッド数
+001C 4 隠しセクタ数
+0020 4 総セクタ数
拡張BPB (Extended BIOS Parameter Block)
+0024 1 物理ドライブ
+0025 1 ヘッド番号
+0026 1 拡張ブートシグニチャ
+0027 1 未使用
+0028 8 総セクタ数
+0030 8 MFTの先頭クラスタ番号
+0038 8 MFTミラーの先頭クラスタ番号
+0040 1 MFTレコードサイズ
+0041 3 未使用
+0044 1 クラスタ/インデックスブロック
+0045 3 未使用
+0048 8 ボリュームシリアル番号
+0050 4 チェックサム
+0054 426 ブートストラップコード(x86)
+01FE 2 セクタ終端マーク


ブートセクタから、MFTの先頭クラスタ番号を見つけることができる。
MFTはNTFSの最も基本となる概念で、ファイルシステムの基本情報が入っている。


またネタに詰まった時に続く